中国赴任期間が1年以上の場合、知らないと損をする情報を
シェアいたします。
住民票を抜くことをお勧めいたします。
住民票を残す場合と抜いた場合の
それぞれのメリット/デメリットを紹介します。
○ 日本に住民票を残す場合のメリット
→国民健康保険に加入し続けられる。
国民健康保険は、
・日本国内で病院にかかるときの医療費が割引になること
・予防接種などを無料で接種できること
が主なメリットですが、
海外赴任の場合は、一時帰国した時に
日本で病院に行くことができるので持病を持っている場合は
デメリットも考慮の上、住民票を残したほうがいい事もあります。
しかし慢性疾患でなければ、海外保険で治療を受けられるので
国民健康保険に一時的に加入してなくても問題はない。
参考記事
→ 『中国赴任中/中国出張中の海外医療保険について』
○ 日本に住民票を残す場合のデメリット
→日本の住民税を払わなければいけない。
大体年収600万円くらいの人で年間20万円くらいは
住民税を払っています。
○ 住民票を抜いた場合のメリット
→翌年分の住民税を支払わなくてよい
(住民税はその年の 1月1日に住民票があるかないかで決まる)
年間で約20万円くらい支払っている住民税ですが、
住民票を抜くことにより住民税の支払いが不要になります。
また、今度は逆に中国側で税金もかかりますが
多くの場合は、会社が払ってくれます。
(中国側の税金について、会社に確認しておいたほうが良いと思います)
○ 住民票を抜いた場合のデメリット
→住民票の写しが必要な書類が取得できなくなる。
しかし住民票が必要な主な書類は、印鑑証明くらいです。
その他、大概の本人証明は、運転免許証があればできるので
あまり住民票の必要価値はありません。
* 海外赴任前に廃車する場合、廃車手続きに印鑑証明が必要です。
しかし順番的に廃車手続き終了後の出国寸前に住民票は抜くものなので
気にする必要はないと思います。
参照記事
→ 『中国赴任期間中、車を長期放置すると故障しやすいということ知っていますか?』
上記のメリット/デメリットを考慮すると
特別な理由がない限り、住民票は抜いたほうが徳なケースが多いと思います。
具体的な住民票の抜き方ですが、住民票のある役所に行って
『海外転出届』を提出すれば、住民票を抜くことができます。
また逆に赴任が終わって日本に帰国した場合は、
同じ役所に行って住民票を入れなおせば簡単に元通りになります。
私の知り合いでものすごい裏ワザを使う人がいるのですが、
基本住民票は抜いておくのですが、日本に一時帰国するたびに
役所に行って住民票を入れ、国民健康保険に入り
日本の病院で治療を受ける。
そしてまた中国に戻る前に、役所で住民票を抜く。
つまり一時帰国の約1週間くらいの期間だけ住民票を入れ
住民税は払わないようにしつつ、国民健康保険を使って
日本の病院にもお世話になると言うことをしている人もいるので
少し手間ですが、デメリットを完全になくすことも可能だそうです。
住民票を抜くという一手間をするだけで年20万円くらいは節約できるので
住民票を抜くことをおススメいたします。
ご参考ください。
住民税で年間約20万円も損しています。(中国赴任中の税金について)
posted by ぶるー3 at 00:00
| 出発前に準備しておくべきこと