そもそも中国のインターネット事情はどうなのか?
結論を言うと、”最悪”です。
ネットの規制があるのは事実で
有名なところだと、2015年現在で規制されている主なサイトは、
・Youtube
・LINE
・ニコニコ動画
・Google+
・Ustream
・radiko.jp
・FC2ブログ
などです。
中国当局の政府や政治家に不都合な批判を扱うサイトやコンテンツに対する検閲が主目的で、
具体的にいうと
法輪功、警察官の残虐な行為、天安門事件、言論の自由、民主化、マルクス主義に関連するニュース
さらには、わいせつ、ポルノ、反道徳的なウェブサイトも含まれます。
検閲対象は、中国国内 及び 台湾や香港なども含めた海外のウェブサイト
インスタントメッセージングサービス、チャット、テキストメッセージなどの個人チャットやSNS,ブログやサイトも対象にしており
3万人以上のインターネットポリスがいるというウワサです。
特に中国語でのコンテンツは、中国のSohu(捜狐)やSina.com(新浪)などのポータルサイト(日本で言うYahooやGoogle)に
載った政府批判のコンテンツは、インターネットポリスに即発見され、通常数分以内に削除されるそうです。
これらのネット規制を行っているせいか中国のインターネットのスピードは非常に遅いです。
ただいま、中国のとある喫茶店でネットを使っています。
私の感じからすると、中国的には”比較的快適なほう”(まあまあスピードが速い)
という感じがしましたが、とあるサイトでネットスピードを測定した結果

541Kbps でした。
私は日本の実家で同じサイトでネットのスピードを測ってみると
1桁単位が違います。
(つまり日本の実家のネットスピードは2〜10倍早いことになります)
このネットスピードは、中国のネットインフラが整っていないので、
どうしょうもありません。
しかし、中国のネット規制に対しある程度対策することは可能です。
参考記事
→ 『中国のネット検閲/規制の対策(VPN)について』
【中国生活について知っておくべきことの最新記事】